【新型ヴェゼル】の4グレードの装備や燃費の違いを解説！おすすめはどれ？

新型ヴェゼルが2021年4月に発売され、受注台数は目標台数を大きく上回っており、とても人気の高いSUVとなっています。

新型ヴェゼルのグレードは4種類で、ガソリン仕様が1グレード、残りの３つはハイブリッド仕様（e:HEV）というハイブリッド重視のグレード構成となっています。

そんなヴェゼルですが、４つのグレードごとにもちろん装備や価格が違いますし、ガソリンとハイブリッドでは燃費も変わってきます。

そこで今回は新型ヴェゼルの4グレードのそれぞれの装備や燃費についてみていきたいと思います。

「新型ヴェゼルが欲しいけど、どのグレードか悩む」

「燃費や装備の違いを知りたい」

など、グレード選びや装備について知りたい方は必見ですよ！

 新型ヴェゼルGの価格と装備、燃費、馬力

ヴェゼルには4つのグレードが設定されていますが、G以外のグレードはすべてハイブリッドとなっています。

新型ヴェゼルGはベーシックグレードとなり、ガソリンエンジンを搭載しているのが特徴です。

ヴェゼルG4気筒・1.5L自然吸気エンジンを搭載しており、これにCVTを組み合わせ、前輪駆動と4WDが設定されています。

このエンジンの最大出力は118ps、最大トルクは142となっています。

ヴェゼルGの燃費はFFでWLTC:17.0km/Lでその他の燃費はこのようになっています。

一方、4WDはWLTC:15.6km/Lでその他の燃費はこのようになっています。

続いて、ヴェゼルGの装備を紹介します。

危険な場合に運転を自動でアシストしてくれる「ホンダセンシング」、フルLEDヘッドライト、フォグライト、下り坂で自動で速度をおさえてくれる「ヒルディセント

コントロール」、事故などでエアバックが作動したときに自動で緊急通報してくれたり、スマートフォンでのエアコン操作、ロックの確認などが使用できるホンダコネ

クト、エアコンが苦手な人のために風が直接当たらない「そよ風アウトレット」、静電タッチ式のLEDルームランプ、後席に乗った状態でも長い荷物などが搭載できる

「6:4分割可倒式リアシート」、16インチアルミホイールが装着されており一通りの装備は完備されています。

また、4WDグレードには寒い冬でも快適に乗車できるシートヒーターが運転席と助手席に標準装備されています。

価格はFFで2,279,200円、4WDで2,499,200円となっており、ハイブリッドではなく従来からあるガソリンエンジンですが、装備から考えるとかなり割安といえると思

います。

新型ヴェゼルe:HEV Xの装備と価格

新型ヴェゼルXは、ホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVを搭載したベーシックグレードで、装備はGとほとんど同じです。

Xのエンジンは1.5Lの自然吸気で、これにモーターが組み合わされているハイブリッドです。

ホンダのハイブリッドは一般道など速度域の低い領域では、エンジンを使って発電したモーターの動力のみで走行し、高速道路ではエンジンの駆動力で走行します。

エンジンとモーターの両方の駆動力で走行するトヨタのハイブリッドとは異なるのが、ホンダの特徴だといえます。

フィットやCR-V、ステップワゴンなどもこのシステムを採用しています。

Xの燃費はFFでWLTCモード：25.0km/Lで、その他の燃費はこのようになっています。

ハイブリッドの燃費はガソリンに比べると、市街地モードでかなり低燃費になっていることが分かります。

ハイブリッドはガソリンの約2分の1の燃費ですので、市街地を中心に走行する人はハイブリッドがおすすめだといえます。

ただ、高速道路での燃費は 、そこまで伸びるという印象はありません。

 

一方、4WDでWLTCモード：22.0km/Lで、その他の燃費はこのようになっています。

 

また、Xの装備は基本的にはガソリンモデルのGと同じですが、マルチインフォメーションディスプレイが装着されているのがGと異なる点です。

価格はFFで2,658,700円、4WDで2,878,700円となっており、ガソリンエンジンに比べると、ハイブリッドは約38万円高くなっています。

新型ヴェゼルe:HEV Zの装備と価格

ヴェゼルZは上級グレードで、装備が充実しているのが特徴です。

シートはプライムスムースとファブリックのコンビシート、足をかざすだけでハッチバックが開く「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」、流れるように点滅す

る「LEDシーケンシャルターンシグナルランプ」、クリアブラックバンパーガーニッシュ、18インチアルミホイール、死角に車が走行していたら知らせてくれる「ブラ

インドスポット」、曲がる方向にライトを照らしてくれる「LEDアクティブコーナリングライト」、本革巻きステアリングホイール、運転席＆助手席シートヒーターが

装備されており、かなり充実しているのが特徴です。

エンジンはハイブリッドの設定のみですが、燃費はFFでWLTCモード：24.8km/Lでその他の燃費はこのようになっています。

Xに比べると若干悪いモードもありますが、これは装備が充実しているため少し車重が重くなっているためです。

一方、4WDでWLTCモード：22.0km/Lでその他の燃費はこのようになっています。

Zの価格はFFで2,898,500円、4WDで3,118,500円となっていますが、シーケンシャルウインカーやパワーテールゲートなど最近の車のトレンドとなっている装備が装着

されており、これを魅力的に感じる人は多いのではないでしょうか。

また、本革巻きステアリングや18インチアルミホイールも装着されていますがこちらにも高級感があり、Zは全体的に高級感があるグレードだといえます。

ベーシックのXに比べると約25万円高くなりますが、装備を考えるとあまり割高感がないのが特徴だといえます。

よって、ヴェゼルの購入を検討している場合、Zを選ぶ人が最も多いのではないかと予想されます。

新型ヴェゼル 最高グレードのe:HEV PLaYの豪華装備

新型ヴェゼルの最上級グレードである「e:HEV PLaY」はトリコロールの差し色が差し込まれた内外装や、明るいグレージュの内装色、トップとボディーのツートンカラーが特徴的です。

PLaYには選択できる２つのメーカーオプションがあります。

1つ目が他のグレードでは選択できないメーカーオプションがボディーカラーで、5つのツートンカラーから選ぶことができます。

もう1つが、パイオニア製の臨場感あふれるパワーアンプユニットを装備したプレミアムオーディオとクルマを真上から見下ろしたような映像がディスプレイに映し出されるマルチビューカメラシステムです。

 

FFの価格は新型ヴェゼルの中で一番高い3,298,900円、４WDは311,8500円となっています。

燃費はハイブリッドエンジンのため、WLTCモードで24.8km/Lとなっています。

新型ヴェゼルのe:HEV PLaYグレードは、全グレードの中で最上級ということもあり価格は高いですが、多くの装備が標準装着されているので、豪華な装備や個性的なカラーの車が好きな方にはおすすめです。

新型ヴェゼルの装備や燃費の違い　まとめ

以上、新型ヴェゼルについてまとめてみました。

新型は旧型に比べるとエクステリア･インテリアとも高級感が増して、車格がワンランクアップした印象があります。

そして、1つだけ設定されているガソリングレードは、価格の割には装備が充実しており、意外と割安のグレードだといえるのではないでしょうか。

また、中間グレードのZはXに比べると割高になりますが、最近のSUVにはトレンドの装備が標準されています。

こうしたことを考えると、Zでも決して割高というわけではなく、意外と割安感があるモデルです。

ヴェゼルのライバルはトヨタCHｰRなどですが、CH-Rに比べても装備は充実しているといえます。

購入を考えている方は、新型ヴェゼルを値引き額より安く購入できる方法もお伝えしているので、ぜひご覧くださいね。