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ホンダヴェゼルがフルモデルチェンジされ新型ヴェゼルとして生まれかわりました。

新型ヴェゼルは先代と比べると個性的なデザインのため好き嫌いが分かれるところですが、販売台数は目標数を大きくこえていることから、人気が高い車となっています。

そんな新型ヴェゼルですが、4つのグレードに分かれており、ガソリン、ハイブリッドの燃費が気になる方もいると思います。

「カタログ燃費よりも実際の燃費を知りたい」

「結局、ガソリンとハイブリッドってどっちが買いなの?」

「トヨタヤリスの燃費がいいみたいだけど、ヴェゼルとどっちがいいのかな?」

など、実燃費について気になる方は多いと思います。

販売されから3か月経過しているので、実燃費データも出てきています。

今回の内容を見れば、新型ヴェゼルのガソリン車とハイブリッドの実燃費やどっちを買えばお得なのか、を知ることができます。

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新型ヴェゼル ハイブリッドのカタログ燃費と実燃費

今年フルモデルチェンジした新型ヴェゼルのハイブリッドは、1.5L・NAエンジンにモーターを組み合わせているハイブリッドで、ホンダではe:HEVと呼んでいます。

このハイブリッドは一般道など低速度域では、エンジンのパワーで発電を行い、その電気を使ってモーターで駆動します。

一方、高速道路などではエンジンのパワーを使って駆動するというシステムを採用しているのが特徴です。

そんな新型ヴェゼルのハイブリッドのカタログ燃費はグレードによって異なりますがFFはWLTCモード:24.8~25.0km/Lで、4WDはWLTCモード:22.0km/Lとなっており、四駆でもそこまで燃費が悪くはありません。

ヴェゼルの実燃費はFFで平均23.7km/Lというデータがあり、4WDで、市街地20.3km/L、郊外モード:25.5km/L、高速道路モード:22.7km/L、総合で22.4km/Lとなっています。

これとカタログ燃費と比べてみると、ほぼ大きな差はない燃費といえそうです。

ちなみに、燃費性能が非常によいとされるトヨタ・ヤリスクロスの燃費は4WDで、WLTCモード:26.0km/L、市街地モード:26.4km/L、郊外モード:27.2km/L、高速道路モード:25.1km/Lと公表されていますが、実燃費は25.3km/Lというデータになっています。

ボディサイズはヴェゼルの方が大きいですし、エンジンもヤリスクロスは3気筒という違いがあるため、ヤリスの方が低燃費の傾向にあります。

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新型ヴェゼル ガソリン車のカタログ燃費と実燃費

新型ヴェゼルにはハイブリッドだけではなくガソリンエンジンも設定されています。

エンジンは直列4気筒・1.5LのNAエンジンで、これにCVTが組み合わされており、FFと4WDが設定されています。

これはフィットのガソリンエンジンと同じものです。

このガソリンエンジンの燃費はFFでWLTCモード:17.0km/Lとなっており、その他の燃費はこのようになります。

ハイブリッドに比べると、ガソリンエンジンは燃費が良いとはいえませんが、高速道路モードではあまり変わらないことが分かります。

これを踏まえると、市街地や郊外道路を走行する機械がほとんどという人は、燃費の良いハイブリッドの方がお得だといえそうです。

また、このガソリンエンジンの実燃費は10.7km/Lとなっており、カタログ燃費とはかなり違うようです。

この結果を考えると、ヴェゼルのガソリンエンジンはあまり燃費が良いとはいえないですね。

ただ、使用環境や走り方次第ではもっと伸ばすことができますので、あくまでも参考程度にしてください。

ちなみに、ライバルのトヨタ・ヤリスクロスのガソリンエンジンの燃費はWLTCモードで18.8km/L、実燃費は10.7km/Lとなっています。

これと比べると180kgの重量差がある新型ヴェゼルはかなり低燃費であるといえます。

また車格もヴェゼルの方が上になります。

ガソリン車とハイブリッドどっちが買いか?

新型ヴェゼルにはハイブリッドで「X」、「Z」、「PLaY」の3つ、ガソリンには「G 」が設定されており、計4つのグレードで構成されています。

GとXの装備の内容はほぼ同じですが、Gの価格はFF:2,279,200円に対して、XはFF:2,658,700円となっています。

また、ZはFF:2,898,500円、PLaYは3,298,900円となっています。

4WDは20万円ほど割高になります。

XはGに比べると約38万円高くなっており、割高感がありますが、ハイブリッドの方が大幅に低燃費であることと、自動車税などが安いことを考えるとあまり割高感はありません。

また、上級グレードのZは本革巻きステアリングや18インチアルミホイール、パワーテールゲートなど最近のSUVのトレンドの装備が標準装備されており快適度の高いグレードです。

ZはXに比べると約24万円高くなっていますが、装備が充実していることを考えるとあまり割高感はありません。

また、PLaYはパノラミックルーフやワイヤレス充電器が標準装備されており、ボディカラーも2トーンの最上級グレードです。

一方、唯一のガソリングレードであるGはかなりの割安感があることも事実です。

必要最低限の装備は備わっていながら、FFで約230万円、4WDで250万円で購入でき、ライバルに比べてもかなりお得感が高いグレードだといえそうです。

また、フルモデルチェンジによって若干ボディは大きくなりましたが、車重はあまり変わっていませんので、1.5Lエンジンでもパワー不足を感じることもあまりないと思います。

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新型ヴェゼルの実燃費 まとめ

以上、新型ヴェゼルについてまとめてみました。

新型ヴェゼルのトピックはホンダのハイブリッドシステムであるe:HEVが装備されたこと、エクステリアデザインが大幅に変更されおしゃれなモデルになったことです。

このハイブリッドシステムは一般道などではモーターのみで走行しますので、ガソリンエンジンよりもパワフルで運転しやすいのが特徴だと言えます。

また、従来のハイブリッドシステムよりも低燃費でとても経済的ですので、とても好評です。 また、エクステリアデザインも大きく変更され、おしゃれで高級感のあるモデルに生まれ変わりました。

特にクーペ風のデザインと、最近のトレンドである一直線に点灯するLEDライトが特徴的です。気になる人はぜひ試乗してみてください。

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