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雪のシーズンが近づくにつれ、スタッドレスタイヤの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
ヴェゼルはSUVということもあり大型のタイヤを履いており、またグレードによって適正なタイヤサイズも異なるため、どのタイヤを購入していいのか分からない方もいると思います。
今回はそんな方のためにヴェゼルハイブリッドZのスタッドレスタイヤについて見ていきましょう。
引用https://gaisya-suteki.com/wp-content/uploads/2017/08/file.jpg
ヴェゼルハイブリッドZの適合スタッドレスタイヤは?
スタッドレスタイヤへ交換するにあたって、まず最初に考えなければならないのが、「タイヤを組み替える」のか「交換するのか」ということです。
この2つについて簡単に説明すると、タイヤの組み換えとは今履いているホイールをそのままに、タイヤ分部(ゴムの分部)のみスタッドレスタイヤに交換すること。
交換とはホイールにタイヤを装着したまま、丸ごとスタットレスタイヤ専用のものに交換することです。
組み換えをする際は、基本的には最初から履いているタイヤと同じサイズのタイヤに交換すれば良いのであまり悩む必要はありません。
しかしホイールごと交換する際は、適合するホイール、タイヤを選択しなくてはいけないため注意が必要です。
せっかく高いお金を出して買ったタイヤとホイールが「ヴェゼルに装着できなかった…」ではシャレになりませんからね。
引用https://gaisya-suteki.com/wp-content/uploads/2017/10/51a6167c-e1508323488148.
では最初に、タイヤの組み換えについて適合するスタットレスタイヤのサイズを見ていきましょう。
ヴェゼルハイブリッドZは17インチのホイールを履いており、そのタイヤサイズは、215/55R17となっています。
引用https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51K8LaN9cDL.j1pg
この数値についてはタイヤのサイドウォール(側面)に記載してあるのですが、それぞれの数値がタイヤの情報を表しており、先程の数値と照らし合わせると、
となっています。
この数値について簡単に説明しますね!
タイヤ幅:タイヤの幅が215㎜という意味です。
扁平率:この数値が少ないほど、タイヤは薄くなります。大きなホイールを履きたい場合はこの数値が低くなります。
ラジアル構造:タイヤ内部の構造のことです。
インチ:タイヤに装着できるホイールサイズのことです。
スタッドレスタイヤに組み替える場合は、この数値が同じものを選択すれば確実に適合するので、スタッドレスタイヤの組み換えの際は215/55R17と記載のあるタイヤを選択してくださいね。
次にホイールごと交換する場合について見ていきます。
引用https://www.taiyakan.co.jp/shop/uploads/BgDhzgAAA
こちらについては、まずその車種に適合するホイールを探さなければなりません。
ホイールを交換する場合はホイールのリム幅や外径等、考慮しなければならないことが多くあり、それらが適正でないと、ハンドルを切った際にホイールが車体に干渉したり、メーターと実際の速度差が生じたりすることがあります。
また、車体からはみ出ると車検にも引っかかることがあるため、あまり詳しくない方はお店等で聞いてから購入されることをおすすめします。
どうしても自分でインチアップ、インチダウンしたいという方は適合するホイールとタイヤの数値を記載しておきますので参考にしてみてください。
インチアップとインチダウンのメリット、デメリット
インチアップ、インチダウンとはタイヤの外径を変えずにホイールのサイズを変更することを言いますが、インチが変わることによってそれぞれどのようなメリット、デメリットがあるか見ていきましょう。
引用https://www.fujicorporation.com/shop/sc/guide/information/inchup.html
スタッドレスタイヤ のインチアップのメリット
・見た目がよりスタイリッシュに
最近は純正のホイールもサイズアップしてきており、大きいサイズのホイールを履いている車を見かける機会が多くなりました。
その見た目はやはりスタイリッシュでスポーティな印象を与えます。
車好きの方で愛車をカスタムするなら、ホイールのインチアップは必須ですからね!
ヴェゼルにおいてはインチアップすることで、よりSUVとしても力強さを感じることができます。
引用https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/745/532/14.jpg
・運動性能の向上
ホイールをインチアップし、もとのホイールに外径を合わせると、どうしてもタイヤはもともと履いているものよりは低扁平(薄く平たくなる)のものになってしまいます。
タイヤが低扁平になると地面との接地面積が増えるため、走る、止まる、曲がるといった運動性能が向上し、またタイヤのたわみも少なくなるため、車の安定性も上がります。
・接地面積が上がる
インチアップすると基本的にはタイヤ幅が広がるため、地面との接地面積は広くなります。
アイスバーン等の凍った路面では接地面積が広い方がグリップするので、凍った路面の上を走ることが多い方はインチアップするのもいいかもしれません。
インチアップのデメリット
・燃費の低下
タイヤの低扁平化によって地面との接地面積が増えますが、言い換えると摩擦抵抗が増えているとも言えます。
また、大経ホイールになるほど重量も増加傾向にあるので、それも相まって燃費はどうしても落ちてしまいます。
・乗り心地の悪化
こちらについても低扁平タイヤになることが関係しており、低扁平化でタイヤゴムが薄くなることで路面からの突き上げを拾いやすくなったり、ロードノイズが聞こえやすくなったりすることがあります。
クッションが薄くなったとイメージするとわかりやすいかもしれません。
引用:https://www.goodyear.co.jp/knowledge/inchup.html
・ランニングコストの増加
タイヤはサイズが大きくなる程、その値段は高くなるものがほとんどです。
スタッドレスタイヤの寿命は普通のタイヤに比べて短いので、冬用のホイールのインチアップを考えている方は注意が必要です。
・地面への接地圧が下がる
先程お伝えしたとおり、インチアップするとタイヤ幅が広がります。
タイヤ幅が広がった分、接地面積は上がり氷上ではそれはメリットになりますが、一点にかかる接地圧は下がります。
以上がホイールをインチアップする際のメリット、デメリットになります。
これらをふまえた上でのヴェゼル ハイブリッドZのおすすめインチ数ですが、雪上を走ることが多い方やコストを下げたい方は「インチダウンした16インチ」を、氷上を走ることもある方は「16インチもしくは17インチ」を選ぶといいかもしれません。
インチダウンについては、基本的にインチアップのメリットとデメリットが逆になったことが起こるので、見比べながらチェックし、よく考えた上でサイズを選択していってください。
また少し話はそれますが、ランニングコストの削減ということで、寿命の短いスタッドレスタイヤを長持ちさせる保管のポイントについて紹介しておきます。
今回の記事内容が動画でご覧になれます。
スタッドレスタイヤを長持ちさせる保管方法
・直射日光を避ける(温度の上下の幅を小さくする)
・なるべく一定の湿度を保つ
・ビニール袋やカバーをかける
引用http://gomalog.matrix.jp/gomalog/wp-content/uploads/2015/01/8578689411_99a809418a_o.jpg
他にタイヤは固めのゴムで作ってあるので、タイヤの組み換えで圧がかかる事でも劣化していきます。
なので何度も組み換えしなくてもいいように適切な時期に交換し、この3つを行うだけでも寿命はだいぶ変わってくるので実践してみてください。
スタッドレスタイヤのメリットとデメリット、購入時期は?
積雪や凍結時の対策としては、夏用タイヤにチェーンを付ける場合と、スタッドレスタイヤに交換する場合があります。
ここではそれらの違いを考慮しながら、スタッドレスタイヤを履いた際のメリット、デメリットについて見ていきます。
引用http://オートバックスタイヤ.xyz/wp-content/uploads/2016/12/WS000056.jpg
チェーンを付けていると速い速度では走行できず、乗り心地もどうしても悪くなります。
また、スタッドレスタイヤをあらかじめ装着しておくことで、急な雪にも対応できます。
・耐久性が高い
チェーンは素材にもよりますが、路面の影響を受けやすく、アスファルト等のチェー
ンに負担がかかる状況で走行すると、チェーンが切れてしまうことがあります。
スタッドレスではそういった問題はないので安心です。
・とにかく楽
スタッドレスタイヤはチェーンのように付け外しをしなくて良いので非常に楽です。
・コストがかかる
やはりチェーンに比べると価格が高く、コスト面ではチェーンに軍配が上がります。
・悪路の対応力
豪雪やアイスバーンといった厳しい路面状況での走行では、チェーンに劣る場合があります。
・保管スペースの確保
使用していない時の保管スペースが必要となります。
タイヤ4本となると意外とスペースをとるので、購入前にあらかじめスペースを確認しておくといいかもしれません。
引用http://dg24ae6szr1rz.cloudfront.net/photo/81f56e8f9b00a1708ec386a1c2e4f9fc.jpg/w664/tr/file
以上スタッドレスタイヤのメリット、デメリットについてチェーンと比較しながら見てきました。
やはり便利なのはスタッドレスタイヤですが、お住まいの地域の雪の状況に合わせて選択してみてください。
最後にスタッドレスタイヤの購入時期について見ていきましょう。
スタッドタイヤのお得な購入時期は?
購入時期について、通常は地域差はあれど積雪シーズン前の10月~11月末頃に購入される方が多いのではないでしょうか。
それでもいいのですが、同じものを買うなら、やはりよりお得に購入したいですよね?
ここからはスタッドレスタイヤがお得に購入できる時期についてお伝えしていきます。
まず先程書いた積雪シーズン直前の時期についてですが、この時期は残念ながらあまりお得に購入は出来ません。
この時期は多くの方がスタッドレスタイヤを購入するため需要が高く、値下げをしなくても売れてしまうためです。
引用http://www.craft-web.co.jp/blog/yokkaichi/assets_c/2018/01/IMG_5273-thumb-460×306-541330.jpg
逆にお得に購入できるのは需要の低い時期と言えるのですが、それにあたるのが、スタッドレスタイヤが店頭に並び始める8月~9月や、シーズンが終わった後の3月~4月頃になります。
この2つの時期ではシーズン後の売れ残りが出る3月~4月の方がより安く購入できそうですが、あまり得策とは言えません。
シーズン後だと、売れ残った商品を買うことになるため、売れている商品(=人気商品)がなくなっている場合があります。
また、タイヤは経年劣化もするため、3月~4月よりは、よりシーズンに近い8月~9月に購入することで、その寿命を伸ばすこともできます。
ホイールを購入せずタイヤの組み換えを行う場合でも、早めに購入しておき、必要な時期になれば購入したお店で付け替えてもらえるので、その点についても心配はいりませんが、一応購入時にお店側に確認しておいてください。
引用https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/626/924/36.jpg
8月~9月だとまだ気温も高く、スタッドレスタイヤのことは中々頭にはないと思いますが、よりお得に購入するためにも、ぜひこの時期にお店に足を運んでみてください。
ヴェゼルハイブリッドZのスタッドレスタイヤまとめ
いかがだったでしょうか。
今回はヴェゼル ハイブリッドZのスタッドレスタイヤについて様々な情報を紹介してきました。
引用:http://vzl.up.n.seesaa.net/vzl/image/DSCN8303.jpg?d=a0
あまり雪が降らない地域の方はスタッドレスタイヤやチェーンをつけていれば安心、と考えている方も多いと思いますが、慣れている方でも自然が相手となると事故をすることもあります。
あくまでスタッドレスタイヤやチェーンはお守り程度に考えて、安全運転を心がけるようにして下さいね!
これからヴェゼルの購入を考えている方で毎年雪が積もる地方の方などは、スタッドレスタイヤの購入が必須になります。
ヴェゼルの総支払額を下げることで、その分をスタッドレスタイヤの購入費にあてることができます。
カンタンな方法でヴェゼルをお得に購入できるので、ぜひやってみてくださいね!
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